2017-03-16 第193回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
釧路で行われた図画事件というのは、炭鉱夫の日常生活を描いた絵が今の社会を暗く描いているというので、治安維持法違反で教員が逮捕されているんですよ。作文だって、別に大したことを書いたわけじゃないけれども、お父さんがいなくなって大変だというようなのを書いた作文が、これは戦争に反対しているというので、逮捕されているわけですよ、現実の問題として。そして、最後には国家総動員法の体制。
釧路で行われた図画事件というのは、炭鉱夫の日常生活を描いた絵が今の社会を暗く描いているというので、治安維持法違反で教員が逮捕されているんですよ。作文だって、別に大したことを書いたわけじゃないけれども、お父さんがいなくなって大変だというようなのを書いた作文が、これは戦争に反対しているというので、逮捕されているわけですよ、現実の問題として。そして、最後には国家総動員法の体制。
しかし、ある時期、教科書に炭鉱夫がカナリアを持っていく絵が、写真が載っておりました。そして、カナリアというのが一番酸素がないと死ぬということをそこで知らされました。そのときに自分の経験を思い出しました。ああ、なるほど、あの餓鬼大将が命令したのはこのことかと。本人は分かっておったかどうか分かりませんが。
実は、あしたからロードショーになりますけれども、「ロケット・ボーイズ」という映画がありまして、それが、アメリカの炭鉱の町に生まれた少年が、一九五七年、ちょうどソ連のスプートニクが打ち上がった、そのスプートニクを実際に見てロケットにあこがれ、ロケット製作を一生懸命勉強して、ただ、その炭鉱の町で生まれた少年はみんな炭鉱夫になるというような町でございまして、厳しい環境の中で先生がそれを励まし、最初は家族も
商工業都市の空や川が澄んでいては、市民の生活は楽にならぬわけである 貫一とやらは涙で月を曇らせてみせると言つたが、来年の今月今夜は、国民の涙ででなく、モクモクと出る煙突の煙で、名月などが見えぬくらいに思いきり曇らせてみたいものだ 名月が曇ったら、炭鉱夫さん達は、あゝおれのシャベルで月が曇ったのだと、大いに威張ってくれ。
四百五十グラムというのは、一番たくさんもらっているのは炭鉱夫とか飛行機のパイロットとかそういう危険な仕事だという人たち。普通の人たちはもっと、二百五十とか下がっていく。 それが去年の冬からさらに下がって、四百五十が二百五十になったということになっている。しかも今度は、普通はその量が家族にまで割り当てられていたんですが、去年の冬からは家族の分は出ない。
こういう人たちの安定した就職先という点でいえば、やはり何よりも職業訓練、炭鉱夫として働いてきた長い経験を新たな職業に適用させる訓練、こういうことが非常に必要だと思いますけれども、閉山に伴う職業訓練受け入れ計画、その科目と人数をお示しいただきたいと思います。
当時、私は戦争に行って帰ってきた人間ですから、天皇が歩いておられたころは恐らく診療に従事していた時代だと思いますが、九州の炭鉱でヘッドランプを頭につけて炭鉱夫の諸君と一緒に中を歩いておられるのを見て、戦争の結果皇室というのはよくなったな、これなら我々の象徴天皇として日本でうまくいくなと感じた非常に強い印象を持っているわけです。
確かに、私も先生も中国地方におりまして、私の目で見ていて劣悪な条件の中で炭鉱夫として働いたり、徴用されてやってきた方がたくさんおられました。
それからそういう環境といいますか、炭鉱夫の問題、いろいろございますが、二千万トンの生産維持という点についてはいかがですか。
にどうしたらいいのかということなんですが、伊木教授がちょっと触れておりましたけれども、保安の管理体制ということから、災害事例の教育という面、それから実体的に実技教育を行ってほしい、臨床実験みたいなことをやって、それからそれを抗内に適用してほしいということなんですが、私は、実は坑内に入ったことがないものですから、抗内の場面を頭に描くことができないのですけれども、ただ、私の筑豊地帯で、山本作兵衛という、炭鉱夫
炭鉱夫に十九万円のボーナスで掘れというほうが無理でしょう。だからやはり相当な労働条件の整備と、それから制度的に合うようにしてやらないとできない。言うならば、炭鉱をやったものがもう炭鉱はいやだ、こう言う。とても私企業ではやれませんよといろのがみんなの意見ですよ。だから現実に炭鉱会社はどうしたですか。三井鉱山をはじめ、三菱鉱業も、みんな炭鉱会社を別会社にしたでしょう。
また農林年金の審議における大蔵省の相沢主計官の御説明等を伺いますと、給付額が高いから、厚生年金の百分の二十に対する給付額と公務員に対する百分の十五と農林と私学共済の百分の十六とは金額的にはバランスがとれるのだ、だから給付額は上げなくていいんだ、こういうような大蔵省の御見解を述べて、らっしゃるように議事録で拝見をいたしたのでいりますが、必ずしもそうでないと私は思っているたとえば炭鉱夫とか船員は、御案内
これの八名が、配置がえをされた、炭鉱夫と同一の条件のものです。 それから、雄別林業というのがありますが、これは坑木専門の事業です。これは四名です。そこで、この四名全部、これは本社が雄別の本社にあって、その出張所として茂尻の構内にあるわけです。
現地のある炭鉱夫も、会社はしょせん閉山すると見てか、炭鉱内の保安対策には手を抜いていたからだと、ふんまんをぶちまけております。このような企業姿勢に対し、どのような具体的な対策を講じてきたのか、御説明を願いたいと思います。
この木札一つ見ましても、炭鉱夫の家族は子供から老人に至るまで、夫が家を出てから夕方帰ってきて夕食をともにするまで、常に主人のことを心配していなければならぬ、こういうことが私はわかると思う。聞くところによりますると、三、四歳の小さいあどけない子供すらも、おとうさんが家を出るときには、気をつけてねと、こうおとうさんに子供が呼びかけるというんです。こんな職業が一体どこにあるでしょうか、皆さん。
ちょうど同じことを、私は北九州に行って感じたのですが、いまから五十年前の北九州においては、炭鉱夫さんたちが、生活の苦しさのあまりわが子を売らねばならぬことすらしばしばありました。そのときに口入れ屋というのがありまして、その職業紹介所の女衒が言うことには、親の許可を得たものであるから、その娘をどこに売ろうと自由である。
したがって石炭地区において、会社側はもちろん労働組合の事務所でも、重油をたいているとか何とかいうお話でありましたけれども、それどころか、このままでは炭鉱労働者が自分のせがれに、おまえ二代目の炭鉱労働者になれとか、あるいは娘に炭鉱夫のところに嫁に行けとか言わないですよ。みんなそうですよ。そういうことでいいのかどうかです。
いまのように炭鉱災害が一般の産業の災害率の十二倍である、非常に危険だという状態、また先ほども御指摘がございましたように、賃金の問題、いわゆる手のかかるヘビー・ワークであるという時代におきまして、現代の青年がもっと楽なホワイトカラーになっていくような傾向からいって、直ちにではございませんが、ほんとうに心配しておるわけでありまして、イギリスの炭鉱夫が喜々として家庭に帰っていく。
しかし、年金制度である限り、炭鉱夫が長年つとめて老後を養っていくに値するだけのやはり金額ということでなければならない。それには、やはり私企業ではさかさに振ったってこれは出せない、こう言って、期末手当にしたって、その他にしたって、管理炭鉱は二万六千円、大手炭鉱でも四万一千八百円、こんなことで涙をのんでいる実情なんですから、経営肴の責任でやりなさいということは、やらなくてもいいということに通ずる。